【ウェブセミナー初心者必見】ライブ配信を成功に導くポイント6つとサービス選びのコツ

2022.05.19

イントロ

こんにちは、KKStreamライターの津山です。突然ですが企業の皆さんはウェブセミナー(ウェビナー)を行った経験はありますか?

 

ウェブセミナーはオンラインで講義や企業セミナーなどを配信することですが、実はライブ配信、録画配信など様々な形式があります。ウェブセミナー成功には、配信形式の特徴と正しい配信方法をきちんと理解する必要があります。

 

イベント開催専門会社の調査によると、コロナを機にウェブセミナーを含むオンラインイベントは全体の8割まで増えました。オンライン化で会場代の削減や新規顧客の開拓が容易になる一方、参加者との交流の難しさや視聴者の離脱を課題に感じている人も多い状況です。

 

これらの課題を解決するのにオススメしたいのがライブ配信を使ったウェブセミナーです。ライブ配信の活用は一見初心者には難しそうですが、実は正しく活用するとセミナー満足度を簡単に高めることができます。

 

そこで今回は、ウェブセミナーの4つの配信形式とライブ配信のポイント、そしてサービスの選び方まで、動画配信専門会社のノウハウを基に初心者の方にもわかりやすくお伝えします。

 

このブログでウェブセミナー活用とライブ配信のメリットを十分に理解してもらい、自社のウェブセミナーを成功に導いてもらえれば幸いです!

1 初心者が知りたいウェブセミナーの基本

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最初にウェブセミナーの基本についておさらいします。ウェブセミナーには、ウェビナー、オンラインセミナーなど様々な呼び方があり混乱しやすいので、ここでしっかり覚えておきましょう。

 

ウェブセミナーとは:

インターネット(ウェブ)上で実施する講演や講義のことです。海外ではよくWebinar(ウェビナー)と呼ばれ、これはウェブ(Web)とセミナー(Seminar)を組み合わせた造語です。日本ではオンラインセミナーと呼ばれることも多いです。

 

ウェブセミナーは企業にとっても会場や人件費などのコストを抑えて顧客にアプローチできるなど多くのメリットがあります。以下に一例を記載します。

 

<ウェブセミナー活用メリット(一例)>

  • .準備の手間や運営コストを大幅に削減できる
  • .遠方の顧客でも集客ができる
  • .人数の上限を拡大できる
  • .効果測定ができる

リサーチネスターという米国調査会社によると、ウェブセミナーは2023年末までに全世界で1000億円近い市場になると予想しています。ビジネスの機会を広げるためにも、セミナー配信者の方はウェブ参加の選択肢を視聴者に与えることが重要と考えます。

2 ウェブセミナーの4つの配信形式と特徴・メリット

ウェブセミナーには色々な配信形式があり、正しく特徴を知らないと思ったように成果が出ないこともあります。ここでは、4つのウェブセミナー配信形式とメリット・デメリットをわかりやすく表にまとめました。

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簡単にまとめると、配信形式はまず大きく2つに分かれます。それが「オンデマンド配信」と「ライブ配信」です。

 

オンデマンド配信では事前録画した映像を配信し、完全ライブ配信はテレビの生中継のように視聴時間に撮影した映像を配信します。セミナー実例がイメージしやすい教育現場をテーマに、詳しく2つの配信形式の違いを書いたブログも参考にしてください。

 

【今注目のライブ配信とは?】オンライン教育を始める時に知っておきたい3つのポイント

 

そして「疑似ライブ配信(VOD-to-Live)」と「ライブ+アーカイブ配信(Live-to-VOD)」はどちらもライブ配信を応用した配信方法です。

 

ライブ配信の臨場感を維持しつつ、デメリットである「視聴時間の制限」や、「本番の失敗リスク」を解消する方法として、動画配信をする企業の間で注目を集めています。

 

KKStreamの調査によると、動画配信企業の「疑似ライブ配信(VOD-to-Live)」の利用は6割以上、「ライブ+アーカイブ配信(Live-to-VOD)」の利用は9割以上に登ります。

 

ライブ配信は視聴者の離脱を防ぎ、満足度を高めるのに非常に有効な手段です。普段皆さんが動画を見ている時も、ライブでチャットなどが盛り上がると、つい見てしまうといったことがあると思います。

 

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ウェブセミナーを配信したことがない方はライブ配信に不安を覚えるかもしれませんが、VOD-to-Liveなどを上手に活用すれば失敗リスクも減らせます。

 

今後アフターコロナでは現場とオンラインを同時開催するセミナーも増えるでしょう。そんなときもライブ配信なら柔軟に対応が効きます。なのでもしウェブセミナーを配信するのなら、ぜひライブ配信にトライしてもらいたいと思います!

4.ウェブセミナーのライブ配信成功に必要な6つのポイント

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ここまで読んでいただき、実際にライブ配信を活用したウェブセミナーを行ってみたいと思った方もいるでしょう。そこで、初心者の方に知っていただきたい配信ポイントを表にまとめました。ぜひ配信前にチェックして成功率を高めましょう。

 

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補足ですが、SNSや会議ツールではコストを抑えられる一方、遅延対策やセキュリティ対策が弱いです。また、双方向のコミュニケーションや分析機能があまりなく、オリジナリティを出しにくいという問題があります。

 

無料サービスの利用によるセキュリティの問題はこちらに詳しく書いてあります。

【実例付き】企業ライブ配信「5つのメリット」と「失敗回避術」

参加人数が少なく、収益化がメインではない、という場合は無料ツールでもいいのですが、少なくとも、100人規模のウェブセミナーを開くのなら、専門のライブ配信サービスの利用がオススメです。

 

有料の動画配信ツールを利用すると費用はかかります。ただその分、分析、コミュニケーション、関連スポンサー広告の追加、動画の再利用など、無料ツールよりも収益化しやすいツールが豊富です。また動画のセキュリティ対策レベルが高く違法コピーも防げます。

 

ウェブセミナーを成功させるためにも、自社の目的や人数をしっかり定め、最も効率的な配信ツールを使うようにしましょう。

 

5.ウェブセミナー向けライブ配信サービス選びのポイント

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ウェブセミナー初心者の方は、ライブ配信サービスをどのような基準で選べばいいのかよくわからないと思います。そこで最後に、プロの目線からライブ配信サービスを選ぶ基準を5つお伝えします。

 

  • .人数制限はないか、また動作はスムーズか
  • .セキュリティ対応がしっかりしているか
  • .疑似ライブ配信やアーカイブ配信に対応してるか
  • .双方向コミュニケーション機能は豊富か
  • .配信内容の分析機能は豊富か

 

無料の動画配信サービスは、人数制限があったり、人数が増えると遅延が起きやすくなることがあります。そのため集客目標の最大人数でもスムーズに視聴できるサービスを使うことが大事です。

 

またウェブセミナーでは時に参加者情報や企業情報も扱います。これらの不本意な流出を防ぐには、参加者や再生デバイスを制限する機能、違法コピーを防ぐ機能などを備えていることがオススメです。

 

動画配信のセキュリティ対策の重要性はこちらのブログで詳しく解説していますので参考にしてください。

 

【動画配信企業は必見】絶対見逃せない動画配信のセキュリティリスクと7つの対策

 

初めてのウェブセミナーでは、疑似ライブ配信がオススメです。内容を事前録画することで品質を高めつつ、視聴者との交流に専念できます。またチャットルームや投票を活用できるサービスを選ぶことも重要です。

 

そしてウェブセミナーを定期開催する場合、分析機能は欠かせません。回を重ねるごとに効果を改善するために、視聴時間やリアクションなどデータ分析が行えるサービスを利用しましょう。

KKStreamでも、これらの機能を搭載したプロフェッショナルなライブ配信サービスを、24時間年中無休でご提供しています。もし今後ウェブセミナーのライブ配信を行いたい方は、ぜひ一度KKStreamまでお問い合わせください!

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