イントロ
こんにちは、KKStreamライターの津山です。コロナが流行して以降、現場イベントのgmail
ライブ配信の活用が進んでいます。ですが皆さんはライブ配信のメリットだけでなくリスクもしっかり把握できてますか?
ライブ配信は現場の臨場感やコミュニケーション機能に優れ、今や企業から一般人まで幅広く、セミナーや販促、プロモーションイベントなどで活用されています。ですが利用者が多くなるにつれて、思いがけないリスクが発生する可能性も高まります。
そこで今回は、数々のライブ配信を支援してきたKKStreamから、ライブ配信のメリットと知らないと怖い3つのリスク、そして今すぐ強化したいリスク対策2つを、実例付きでご紹介します。
ライブ配信のリスクを回避し、しっかりと成果を出したいとお考えの皆様は、この機会にリスク対策までまとめて理解して、ライブ配信をビジネスに最大限活用しましょう!
1 ライブ配信がもたらす3つのメリット

1-1 世界を魅了するライブ配信とは
まずはライブ配信の概要について紹介します。ライブ配信は「映像をリアルタイムで配信する」事です。FacebookやYouTubeでライブ配信を見たことがある人も多いのではないでしょうか?
ライブ配信ができる媒体は、無料のSNSやオンライン会議ツールから、有料の専門のライブ配信サービスまで様々です。今や個人から企業まで簡単にライブ配信が行えるようになり、世界全体の市場規模は5年前の約2倍である800兆円以上に拡大するという予測が出ています。
1-2 ライブ配信のメリット3つ

ではなぜここまでライブ配信が支持されるのでしょうか?ここでは3つのメリットを紹介します。
① 現場開催と同じ臨場感が出せる
ライブ配信では、その場だけの最新情報や生の声を伝えられるため、現場開催のような臨場感を出しやすいというメリットがあります。
② 双方向コミュニケーションで関係性を強化する
ライブ配信ではリアルタイムで視聴者同士や配信者とコミュニケーションをとることができます。視聴者(ユーザーや顧客)との繋がりを強化し、また視聴者の離脱を防ぐメリットもあります。
実際に筆者も毎日ライブ配信のセミナーに参加し、講師にチャットで挨拶をしています。ライブ配信だとその場で挨拶を返してくれたりするので、毎日でも続けて参加したいという気持ちが強くなります。
③ 現場開催に比べコストを抑えて集客が可能

ライブ配信では、会場代や人件費などのコストを抑えてイベントを開催できます。また場所を選ばず集客でき、さらに専門ライブ配信サービスを使えば人数制限なく高画質の映像を届けることが可能です。
実際に、Facebookの動画配信は今10本のうち4本以上がライブ動画で、録画済みの動画配信よりも3倍長く視聴されているというレポートも出ています。
コストを抑えながら、録画配信よりも貴重性が高く、ユーザーや配信者との繋がりが強く感じられるイベントができることが、ライブ配信の大きな魅力だと考えます。
2 ライブ配信で知っておくべき3つのリスク

ライブ配信はメリットも多い一方、慣れていないとリスクもあります。ライブ配信初心者の方が特に押さえておきたいリスクを3つ紹介します。
・本番の失敗
・ネットや機材などのトラブルによる配信遅延・停止
・企業秘密や個人情報の情報漏えい
ライブ動画ではその場で撮影した映像を編集なしで配信することも多く、話す内容を忘れたり意図せず視聴者を怒らせたりする失敗リスクがあります。またライブ動画ではネット回線や機材のトラブルで配信が止まってしまうリスクもあります。
また一番怖いのは、企業秘密や個人情報が漏えいすることです。ライブ配信のイベントは場所や人数制限なく集客できる一方、違法コピーや不正アクセスによる情報漏えいがおきやすいとも言えます。
情報漏えいはビジネスの利益損失だけでなく、配信者の社会責任にも関わるので、特に注意が必要です。
ですがこれらのリスクは、配信方法を工夫することやセキュリティレベルの高い動画配信サービスを選ぶことで解消できます。
3 ライブ配信で活用できる2つのリスク対策
実際にライブ配信をする際、どのようなリスク対策をとればいいのか知りたい人に、KKStreamの実例も交えて2つの方法をご紹介します。
3-1 疑似ライブ配信(VOD-to-Live)を利用する

本番の失敗リスクや予期せぬトラブルを減らしたいという人には、疑似ライブ配信(VOD-to-Live)という配信方法を利用するのがオススメです。
疑似ライブ配信は、録画とライブを組み合わせた配信方法です。事前にセミナーやイベントの中核となる部分を録画しておき、本番ではその動画を配信します。それに加え、動画配信中にライブで参加者とチャット交流したり、配信後の質問コーナーだけをライブ配信することができます。
疑似ライブ配信を使うメリットは主に3つあります。
・本番の失敗が減り内容の質が改善する
・視聴者とのコミュニケーションに専念できる
・録画部分の繰り返し利用が可能でマネタイズしやすい
KKStreamでもVOD-to-Liveは半分以上のお客様が利用しています。例えば台湾のグローバル電子機器企業では、株主説明会での失敗リスクを減らすため、BlendVisionというVOD-to-Liveサービスを利用しています。メイン部分は既存の録画動画を利用し、説明会の質を高めています。
録画を使うため複数回の開催でも開催側の負担が少なく、グローバル企業や複数回のイベント、セミナーを開催する場合に非常に活躍する方法です!
3-2 セキュリティ対策に優れたライブ配信サービスを選ぶ

情報漏えいのリスク対策には、セキュリティ対策に優れたライブ配信サービスを選ぶことも重要です。ここではパスワード設定など以外に、特に大切な動画配信でぜひ検討してほしい「一歩進んだセキュリティ対策」を紹介します。
<ライブ配信の一歩進んだセキュリティ対策>
DRM、電子透かし機能、IPアドレス制限、再生ドメインの制限、再生デバイス数の制限、ワンタイムURL機能、など
これまでライブ配信をしたことがない方にとって、最もイメージしにくいのがDRM(デジタル著作権管理)、電子透かし機能ではないでしょうか?どちらも目的は違法コピーの防止です。
DRMはデータを暗号化し動画が盗まれないようにする技術、電子透かし機能は違法な再利用や内容の修正を防ぐ技術です。どちらもハリウッド映画配信にも使われる、強力なセキュリティ対策です。こちらの記事で特徴や用途を詳しく説明していますのでぜひ参考にしてください。
【動画配信のプロ直伝】 5分でわかるDRMの基本とDRMを活用すべき動画のポイント

KKStreamのお客様では、国内外で有料コンサートやセミナーをライブ配信するケースが多く、大体の企業が地域別の視聴制限や、ユーザー制限機能を利用しています。特にセキュリティ対策を重視するお客様は、DRMや電子透かし機能を使い動画流出対策を行っています。
ちなみにここだけの話ですが、日本は世界の他の地域に比べ配信地域の制限機能を使うお客様が多いです。セキュリティ対策をしっかり行いたいという意識の表れだと考えます。
動画のセキュリティ対策の内容や効果についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください!
【動画配信企業は必見】絶対見逃せない動画配信のセキュリティリスクと7つの対策
もちろん、今回紹介した内容の他に、事前の配信環境の確認や、原稿・トラブル対策などの事前準備をしっかりと行うことも大切です。
最後に、今後ライブ配信を安心して行いたい企業に向け、本文でも紹介したKKStreamのライブ配信サービスBlendVisionを紹介します。

今回紹介した疑似ライブ配信(VOD-to-Live)への対応はもちろん、DRMや電子透かし機能など3段階のセキュリティ対策で、お客様に最適なサービスを提案します。世界の台湾の鴻海(ホンハイ)や日本のKDDIなどにも選ばれた信頼のあるサービスです。
ライブ動画を安心して配信したい企業の方は、ぜひ一度こちらからお問い合わせください!