イベントをライブ配信する
ライブ配信ではあなたのイベントの模様をオンラインでコミュニティに発信できます。実際の会場と同様にチケットを販売でき、オンラインでゲストに臨場感のある体験を提供します。オンライン上の視聴者との関係を構築するときにも役立ちます。BrandLiveの調査によると、約75%の企業が、顧客を引き寄せるためにライブ配信を活用するといいます。
とはいえ、ライブ配信は法人企業だけに限りません。今日では事業の具体的なアイディアがあれば、誰でもカメラを設定し、ライブ配信イベントを始めることができます。ライブ配信イベントを満足いくものにするには、業界の専門家とのパートナーシップや交流も有益でしょう。セットアップや最適な機材についてのアドバイスがもらえるかもしれませんし、初心者にありがちなミスを防ぐこともできるかもしれません。実績を積んだ先人たちと協力し合うことで、あなたのイベントもより充実した内容になるはずです。
ライブ配信にはどんな機材が必要なのか?
初めて配信をする方ならそれほど大掛かりな設定は不要でしょう。カメラ、エンコーダ、照明、高音質なマイク、高速インターネット環境があればまずは十分です。利用するライブ配信用のプラットフォームについても候補を検討しておきましょう。
カメラの精度がいくら高くても、音質が低いと、視聴者からは容赦ないコメントが届くこともあります。ご注意下さい。カメラに備え付けのマイクにだけ頼らず、品質にこだわったマイクを用意すべきです。
イベントのライブ配信に必須の5ステップ
イベントのライブ配信に必要な器材がそろったら、カメラのスイッチを入れ、いよいよオンライン視聴者に向けて情報発信です。次のステップに沿って、さっそくサービスを軌道に乗せていきましょう。
音声や動画データのセットアップ: 最初のステップは動画と音声データをPCなどのシステム構成に組み込むことです。そして、ハードウェアエンコーダまたはキャプチャカードにリンクしたソフトウェアエンコーダを起動します。
エンコーダ設定の調正: 撮影を始める前には、エンコーダ設定の調整を行うようにして下さい。ソフトウェアエンコーダを使用する場合、ソフトウェア側で設定を調整するため、この作業は比較的容易です。ハードウェアエンコーダの場合、対応アプリ、又はウェブ用のユーザインターフェースを入手します。チェック事項は3つ: 動画の解像度、ビットレート及びフレームレートです。
配信プラットフォームとの連携: 一通り準備が整ったところで、ライブ配信プラットフォームに接続しましょう。エンコーダに配信プラットフォームのストリーミングキーとURLを入力します。すると、エンコーダはあなたが取り込んだ動画や音声データを配信するアドレスを認識します。
インターネット環境の確認: 準備が整ったあと、接続の悪いネットワークのせいでサービスが中断されることは避けたいもの。ライブ配信において、中断なくデータをアップロードするためには、高速インターネットやブロードバンド環境は必須です。ライブイベントの前に必ずネットワーク環境を確認して下さい。
サービスの立ち上げ: エンコーダのスタートをクリックして配信を開始、いよいよあなたのライブ配信が始まります。最初はすべてうまくいくことはないかもしれませんが、冷静に進めましょう。練習を積めばきっと上達します。第一線で活躍するような人気配信者の仲間入りもあと一歩です。
ライブ配信に関するプロからのアドバイス
実際の会場でのイベントのように、ライブ配信も下調べや気持ちの準備が必要です。イベントを充実させるためには、設定、スピーカー、照明器材、スケジュール管理等、様々なことに気を配ります。ターゲットを絞り込み、イベントを周知させる方法を把握します。目標と整合性のとれたプランがあれば、イベントは成功するはずです。
自身のニーズに合った適切な会場を選ぶことも、ライブ配信イベントの結果を左右します。複数のソーシャルメディアプラットフォームでイベントの配信をする、もしくはもう一歩進んでプロのライブ配信プラットフォームを利用する手段もあります。例えば、YouTube Liveは数あるサイトの中でも人気のプラットフォームです。SNSに匹敵する機能を備え、簡単に動画をシェア、又は埋め込むことが可能なのです。一方、プロ仕様のライブ配信プラットフォームでは、さらに強力なセキュリティやプライバシー保護の他、収益化のオプションなどがあり、APIを使って動画配信を自在にカスタマイズすることも可能です。また、プロのライブ配信プラットフォームを利用すれば、YouTubeのように教育や法人関連のサイトにブロックされることも減るでしょう。
自身のライブイベントのプロモーションも必須条件です。イベントの開始前にライブ配信の時間について告知をしておくと良いでしょう。ランディングページを作成しておけば、ゲストをライブ配信イベントに招待しやすくなります。プライベートなライブ配信でも、このように事前に視聴者の連絡先などの情報を入手しておけば、イベント当日にメールで告知できます。
専門家と協力してライブ配信イベントを実施する
自分の業務を同時に進めながらイベントを計画するのは大変かもしれません。自らイベントを立ち上げるのも一つの方法ですが、決行の日になってミスに直面するということも考えられます。動画配信のプロをパートナーとして共同で配信イベントを開催できれば、充実した内容を提供できるでしょう。当社では独自のプロフェッショナル・ライブ配信サービスを提供しており、あなたの事業の更なる発展を支えます。目標に向かって一歩踏み出したいとお考えの方、是非お問い合わせ下さい。