【実例付き】企業ライブ配信「5つのメリット」と「失敗回避術」

2022.04.06

イントロ

こんにちは、KKStreamライターの津山です。2020年以降、株主総会やセミナー、新商品発表会など様々なイベントのオンライン化が進んでますが、皆さんの企業では「ライブ配信」を上手に活用できていますか?

「ライブ配信」というと一昔前はテレビのライブ中継くらいでしたが、2020年のコロナ禍をきっかけに、オンラインでも現場イベントの臨場感が出せるツールとして、一般企業でもライブ配信の利用が進んでいます。

さらにここ10年で日本企業の海外進出は急速に進んでおり、コロナ禍でも国境を超えて社員を巻き込める社内イベント開催の手法としてもライブ配信が注目されています。

しかしまだライブ配信を実施したことがない企業にとっては、メリットがいまいちわからない、失敗するのが怖い、などの理由で一歩踏み出せないというケースが多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は、プロのライブ配信会社の目線から、企業でライブ配信を活用するメリットと活用事例、そして初心者にもわかりすいライブ配信サービスの選び方まで、まとめて5分でお伝えします。

 

これからライブ配信を始める企業の方はこのブログを読んでしっかりライブ配信の特徴を理解し、自社のライブ配信を成功に導いてもらえれば幸いです!

1 企業が注目するライブ配信の概要と5つのメリット

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1-1 企業が注目するライブ配信とは?

まず企業の方がライブ配信を行う前に、絶対に知っておきたい基礎知識をお伝えします。

ライブ配信とは「映像をリアルタイムで配信する」事です。テレビやSNSでも活用されているので、見たことがある人も多いのではないでしょうか?

KKStreamの様な専門のライブ配信サービスを使うと、撮影した映像をネット上のサーバーへ送り、決められた時間に視聴者がサーバーへアクセスしてもらうことにより、簡単にライブ配信ができるようになります。

1-2  企業がライブ配信を活用すべき5つのメリット

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では実際ライブ配信を行うと企業にとってどのようなメリットがあるでしょうか?ライブ配信専門会社が考えるライブ配信のメリットは以下の5つです。

 

<企業がライブ配信をするメリット>

・企業が世界を対象にPR・マーケティング活動ができる

・企業が世界中の顧客やユーザーと交流できる

・企業が投資家との関係が強化できる

・企業内の交流促進や経営効率化効果が見込まれる

・視聴者と交流しながら企業の生の声がとどけられる

 

ライブ配信を使うことで、距離の問題から今まで交流が難しかった顧客や投資家にも企業イベントに参加してもらい、直接企業の魅力を知ってもらうことが可能になります。

また今、販路開拓の新たなツールとしてライブコマース(ライブ配信で商品のPRや販促を行う)も急速に拡大しています。JETROによると中国ではライブコマース市場が2022年には35兆円規模まで成長すると予想されています。

米国の調査会社 Nielsen Norman Groupの報告によると、Webサイトを閲覧する際、ユーザーの多くは本文の3割以下しか見ていないそうです。つまり今後はWebサイトや広告だけでなく、ライブ配信を活用して実際に視聴者と交流し、企業や製品の魅力を生の声で訴えることが重要と考えます。

 

2  企業のライブ配信活用事例

実際にライブ配信を実施したことがない企業にとっては、ライブ配信がどのような場面で活用できるのか想像しにくいと思います。そこで次に実際に企業ライブ配信事例を4つの目的別に説明します。

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上記の表からもわかるように、ライブ配信は企業の社内イベントからエンターテイメントまで幅広く活用できます。例えばKKStreamのクライアントでは台湾の技術カンファレンスを世界に向けて同時ライブ配信し、600人以上のオンライン来場者を獲得しました。

また他にも世界の顧客向けのイベントを開催した企業では、ライブ配信を活用したことで満足度を下げずに会場での飲食や出張のコストを70%以上も削減することに成功しています。

社内活用の事例では、台湾を代表する大企業の鴻海(ホンハイ)がKKStreamのライブ配信サービスを利用し、国境を超えた忘年会を成功させました。

ライブ配信の活用で、企業は費用を抑えながら生の声を顧客や投資家、社員にとどけ、コミュニケーションを促進したり企業PRを行ったりすることが可能になります。

 

3 企業がライブ配信サービスを選ぶポイント5つ

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ライブ配信活用のイメージが湧いたところで、実際にライブ配信サービスを選ぶときに確認すべきポイントをプロの目線からお伝えします。それは以下の5つです。

 

<ライブ配信サービス契約前に確認すべきポイント5つ>

・簡単な操作で配信でき、24時間対応のサポートがある

・双方向コミュニケーション機能や動画の分析機能が豊富

・違法コピー対策がしっかりしている

・動画にサービス会社のブランドロゴが入らない

・VOD-to-Live配信やLive-to-VOD配信にも対応している

 

初めてのライブ配信ではトラブル対応への不安も残ると思います。そのため初心者の方は簡単に操作でき、24時間サポート体制が整っているライブ配信サービスを使うことがオススメです。

また企業がライブ配信の成果を最大限に発揮するには、ユーザーにまた見たいと思わせることが大事です。そこで活用したいのが参加者の満足度を高めるチャットルームなどの交流機能と、視聴率やリアクションなどの成果分析です。

さらに様々な情報を含む企業の大事なコンテンツ配信では、違法コピー対策も重要です。セキュリティリスクの恐ろしさは以下の記事で詳しく説明していますので参考にしてください。

 

【動画配信企業は必見】絶対見逃せない動画配信のセキュリティリスクと7つの対策

 

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そして初めてのライブ配信で自信がない企業は、イベント内容を事前収録できるVOD-to-Live配信の利用がオススメです。

VOD-to-Live配信とは録画配信とライブ配信を組み合わせた配信方法で、発表内容を事前録画し、質問パートをリアルタイム配信するということが可能になります。KKStreamの調査では既に動画配信をする企業の6割が利用しています。

また見逃し対策ではLive-to-VOD配信+リプレイ機能という配信方法の活用も可能です。こちらはライブ映像を録画し、一定期間のリプレイができる方法で、機会損失を減らしお客様の満足度を高めるのに適しています。

その他、サービス提供会社のロゴが入らないことで、企業の公式サイトでも活用できる自社だけのオリジナル動画が作れます。その点も確認しておくといいでしょう。

これからライブ配信を開始する皆様、自社に適したライブ配信の配信方法や、ライブ配信を成功に導くためのポイントについてさらに詳しく知りたい場合は以下のブログもぜひ参考にしてください!

 

【マーケティング担当者必見】ライブ配信をマーケティング戦略で活用する6つのメリットと今注目の2つの配信方法

 

4 企業のライブ配信にYouTubeはオススメしない

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世の中には企業がライブ配信を始めるツールとしてYouTubeをお勧めしているサイトもありますが、企業が安全にライブ配信を行いたいのであれば、YouTubeはオススメできません。その理由はセキュリティリスクが高いからです。

企業がライブ配信をする場合、内容によっては参加者や地域を限定したいケースもあります。その点ではYouTubeの動画配信にも限定公開機能があるため、特定のユーザーだけに公開することは可能です。

しかしセキュリティ面では違法コピーを防いだり、特定のデバイスだけに公開したりという制限はできません。

 

<YouTubeの動画配信方法>

限定公開機能:URLを知っていれば誰でもアクセスできるのでセキュリティレベルは低い

非公開機能:Googleの特定ユーザーだけに公開させることができる

欠点:セキュリティ面の弱さ(違法コピー対策、デバイスや再生回数制限など)

 

企業が配信するコンテンツが違法コピーされ流出すると、自社の知的財産やノウハウが流出するだけでなく、場合によっては個人情報流出などで社会的な信用問題に発生することも考えられます。

企業が安心してライブ配信を行うためには、デバイスや再生回数の制限をかけられるDRM(デジタル著作権保護)、違法コピー対策の電子透かし機能にも対応している、専門のライブ配信サービスの利用が最も適していると考えます。

DRMの仕組みについてはこちらの記事で詳しく説明してますのでぜひ参考にしてください。

【動画配信のプロ直伝】 5分でわかるDRMの基本とDRMを活用すべき動画のポイント

 

5. 企業の活用に最適なライブ配信「BlendVision」

ここまで読んでいただいた方は、企業がライブ配信を活用する理由とメリットが十分にわかっていただけたと思います。

 

そこでこれから皆様の会社がライブ配信の成果を最大限引き出すためにオススメしたいのが台湾最大手のストリーミングサービス会社KKStreamが提供するBlendVisionです。

<BlendVision MOMENTの5つの特徴>

 

1.低遅延

MOMENTは配信者と視聴者の間のタイムラグを最小限に抑え(平均15秒)、オンラインでも視聴者が可能な限り現場に近い感覚でコンテンツを楽しむことを可能にします。

 

2.専門知識が不要、操作がシンプル

MOMENTのサービスはシンプルで直感的に操作できるので、数回のクリックで簡単にライブ配信ができます。また放送中のトラブルを防ぐため、放送前に映像信号がスムーズに送信されていることを確認できるプレビュー機能も備えています。

 

3.ライブストリーミング解析レポート

視聴者総数(デバイス別、地域別)、視聴者の平均再生時間、各時間帯の視聴者数、インタラクションの割合などのデータがリアルタイムで解析できます。 イベントの成果評価や、今後どの場面でどういった演出をすべきかなど、イベントの最適化に役立ちます。

 

4.優れたインタラクティブ機能

ライブチャットルーム、カスタマイズされた投稿、インスタント投票などを利用して、リアルタイムのインタラクティブ性を高め、ユーザーをより密接に結びつけることができます。

 

5.柔軟なライブ配信フォーマット

今ライブ配信を行う多くの企業が利用するVOD-to-Live配信やLive-to-VOD配信+リプレイ機能にももちろん対応しており、多くのお客様がライブ配信を最大限に活用できるようサポートします。

 

またセキュリティの面でも強力にコンテンツを保護するハリウッド級のDRMや、違法コピーを防ぐ独自の優れたウォーターマーク機能(電子透かし)を兼ね備えています。さらに24時間365日のサポート体制もあり、KDDIや台湾の鴻海(ホンハイ)など世界の多くの有名企業から選ばれています。

今後、自社ビジネス拡大のためにライブ配信を活用したい企業の方は、今すぐこちらからBlendVision MOMENTの使いやすさを実感してください!

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